フラ・ニーニャに見る新しいインターフェースのアイデア

Excite Bitコネタで次の現役ばりばりの気象予報士によるフラ・ニーニャというフラ・ユニットの記事を見つけてから,彼女らのポッドキャストを見ているが,かなり面白いアイデアなのではないかと思い始めた.

http://www.excite.co.jp/News/bit/00031152493449.html

なお,彼女らのオフィシャルブログは次にある.

http://www.weathermap.co.jp/hulanina/

このユニット結成の根拠になっているのは,フラの振りの一つ一つが言葉を表していることである.ちょうどジェイク・シマブクロのビデオクリップに映画「フラガール」でフラを教えた教師役の松雪泰子が説明しているシーンが含まれているので,見て頂こう(ちなみに,この曲のジェイクの演奏も名演である).

http://blog.sonymusic.co.jp/International/2006-08-16-2

なお,このビデオクリップでは映画の公開日までしか公開されていないので,もしそれ以後は「フラガール」の予告編の映像から該当シーンを探して頂きたい.

http://www.hula-girl.jp/

それなら天気予報をフラで表現することができるのではないか?と彼女らは考えたわけである.ポッドキャストには,実際にフラダンスを踊りながら天気予報を解説しているシーンがあるので,興味がある人は見て頂きたい.これを見た時には,まさに目から鱗であった.

たぶん言語としてのフラはハワイ語の単純な文法を反映しているのではないか?と推測しているので,コンピュータにもできるのではないかと思う.いわゆる,フラへの機械翻訳ということが可能じゃないかな(もちろん,語彙の問題はあるだろうけど).ここを読んでいる人達は,普段の仕事で性能や精度などのかなり細かい深い部分で目を三角にしている人達が多いと思うが,たまにはこういうゆったりしたインタフェースを考えてみるのも面白いかもしれない.