Google Talk
Google Talkが出たが,何がうれしいのだろうか?
個人的には,見捨てられがちなMac OS Xから繋がる(音声通話はダメなのだが…)とか,Gmailの受信状況をチェックできるところが嬉しいかな.
ただ,真面目な話.現在のGoogle Talkの簡素な画面に騙されがちだが,実はこれを他の複数のサービスと複合させることで,SkypeなどのIP電話に対抗しようとしているのではないだろうか?という気がする.
それで問題になるのは,電話帳というか,ディレクトリサービス.これに,SNSを使うのではないかと思う.
というのは,結局,通信したい相手は,ほとんど自分の親族や友人のような既知の相手なわけで,時々話したいのは,さらにその友人(Friends of a Friend)だろう.だとしたら,SNSの人間ネットワークの近傍で済むはずであるからである.
もちろん,これでは不十分で,たとえば,通販会社に問い合わせをしたいとかあるかもしれない.その場合には,Webディレクトリや広告から直接相手に通話できるようにすればよいし,それはもっと簡単だろう.
実際,次の記事のようにMeetroductionを買収しているのも,この一貫の動きのような気がするが,さてどうだろうか?