iTMSが100万曲/4日

http://www.apple.com/jp/news/2005/aug/08itms.html

この事実は,今まで日本の音楽業界が持っていた認識が根底から間違っていたことを示唆していると思う.

  1. 音楽ダウンロードサービス市場が活性化しなかったのは,単にやり方がまずかった.
  2. ハードウェアデバイス単体がいくらよくても,サービス全体として良くなければ,ユーザが増えない.
  3. サービスが使いやすければ,顧客はちゃんとお金を払う.
  4. 不法コピーの主な原因は音楽業界側にある.もし撲滅したいのなら,厳しく制限するのではなく,リスナーにも妥当な権利を与える方が効果的.
  5. あそこからも,ここからもと目を三角にしてお金を取ろうとするのは,結局損をする.
  6. iTMSに協力しないのは損であり,もし乗り遅れたら企業として大きな損害が出る可能性がある.

さて,これで日本の遅れた音楽業界は変わるだろうか?