goo キーワードアシスト ベータ版
これはまさにGoogleのGoogle Suggestの日本語版と言える（Googleの技術支援があるのか，独自に開発したかは不明）．
今までのgooの検索結果に表示される関連語は，どうも文書の内容を解析して得ているのか，役に立たない．この理由は，単に同じ文書の中に一緒に出る単語と，ユーザが使う検索式の中に一緒に出る単語の傾向がまったく異なる（たとえば，「iPod」と「アップルコンピュータ」は一緒に出ることが多いが，検索時に使っても検索結果がたいして変わらず役に立たない）からである．
今はGoogle Suggestのように，検索履歴（過去二週間分らしい）を使っている方式に切り替えたようだ．私の記憶が正しければ，サーチエンジンで検索履歴を解析して絞り込み支援をすることを最初に始めたのは東大でODINを運用していた原田昌紀さんだ．ただ，その時には，検索結果に表示されていただけで，入力ウィンドウ上ではサポートされていなかった（当時はまだできなかった）が．
これは結構便利だと思う．ただし，現在，この機能が正常に働くのは上記のページだけで，gooのシステムはまだ旧来のままだということは注意してほしい．
