Java開発者はオープンソース利用率が高い

これは,Java言語の歴史が浅いことから,どちらかと言えばレガシーシステムの開発より,新しい発想・概念・世代・設計のシステムに用いられることが多いこともあるのかもしれない.

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash_rss/383607

実績あるソースコードの再利用は,人的コストを減らしながらも,システムの完成度を高めるので,それが普通になっているということは非常に喜ばしいと言えるのかもしれない.もちろん,それに振り回されてしまっては,本末転倒だが.

Java Real-Time System

仕様はずいぶん前から公開されていて,それに基づいた実装も各社から出ていて,オープンソースでも開発されていたが,本家からのJava RTSリリース.

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20084940,00.htm
http://research.sun.com/projects/mackinac/

ちなみに,プロジェクト名称は"Project Mackinaw"ではなく,"Project Mackinac"なので,CNet Japanのように間違えないようにっ(苦笑)

Squawk

さらに,Squawkという名称の組み込み用Java VMもデモされたようで,技術フェチ日記の2005/07/01で紹介されている.

http://www.shudo.net/diary/

Squawkについてちょっと検索してみると,次のようにIsolate migration(Isolateの機器間移動)もサポートしていたらしい.

http://research.sun.com/sunlabsday/demos.php?id=11

ちなみに,Isolateとはまだ耳慣れない人もいるかもしれないが,isolated computationの略で,オブジェクトやmutableな状態を共有しない計算単位のことで,JSR-121 Application Isolation API Specificationで策定されていた仕様.

http://jcp.org/en/jsr/detail?id=121

これもJavaOne 2005に合わせて,2005/06/18に新しい仕様が出ている.私は,今後,組み込み系やクラスタ系,分散処理系などの広い範囲で重要な概念になると予測している.

ところで,このIsolate Migrationの話が,この記事の最初のデモになったのでないかと思うが,真偽は定かではない.

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0507/02/news001.html